バーニング・デッド

日本では映画公開されていません。2015年のアメリカ映画です。 動画は82分でした。




ついに夢の競演が実現!
ゾンビと火山がまさかのタッグを組んだ意欲作。


ゾンビ映画が生み出すサバイバルの緊張感

ディザスター映画の自然災害による緊迫感


人間を究極の恐怖に陥れる二大パニックが融合した本作。

多くのゾンビ映画が生み出されたが、本作のゾンビはスゴイ。


ゾンビの発生原因は主に、

  • ウィルスによる感染
  • 謎の隕石による感染
  • 呪いなどによる感染
と、大体はこの三つである。


しかし、本作はそんな常識を覆している。

そう、タイトルが示すようにバーニングしたらゾンビが出てくる。

火山の噴火とともに出現したゾンビは恐ろしく強いのです。


ゾンビと火山がまさかのタッグ 【バーニング・デッド】レビュー



更に火山をテーマにしたディザスター映画も多いが、本作はひと味違う。

そう、すべてを焼き尽くすマグマだけじゃなく、ゾンビもやって来るのです。

二重の恐怖に置かれたサバイバルは言うまでもなく緊張と緊迫の連続。


『カウボーイ&ゾンビ』で知られるレネ・ペレスが監督を務める。

そして、注目するべきは近年目覚ましい活躍をするダニー・トレホでしょう。


今年で71歳を迎えたダニー・トレホの快進撃は止まらない。

初主演作『マチェーテ』を皮切りに『バッド・アス』はシリーズ化されています。


そんなダニー・トレホは本作で、インディアンの族長として登場する。

冒頭でのダニー・トレホは圧倒的な存在。これから登場するゾンビたちをなぎ倒していく姿を想像するに難しくないだろう。


だが、現実というのはそこまで甘くはないと分からせました。

残念ながら冒頭と終盤の数分しか登場しない族長ダニー・トレホ。

ただ、ダニー・トレホが短い時間で生み出す一挙手一投足は引き込まれる。


ダニー・トレホの上手さ、ここに極まり。


★★☆☆☆

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動画 あらすじ 予告編~バーニング・デッド~

1846年。北カリフォルニアに位置するシエラネバダ山脈で噴火が起き、逃げ遅れた人々が溶岩にのまれ死亡した。それから150年以上が経過した現在。“悪魔の山”と呼ばれるその山は再び噴煙を上げ始めた。マグマ大爆発が予測され、政府は地元住民に対し避難勧告を通達。デントン保安官はロバーツ一家と共に32キロ圏外へ移動を始める。しかし、時既に遅く、“悪魔の山”は大噴火を引き起こし、山に取り残されてしまった一行。その時、彼らの前に現れたのは、想像を絶する生ける屍の大群だった・・・!ひとり、またひとりと犠牲者が出る中、果たして彼らは生き延びることが出来るのか!?

Millman Productions

Jason Ancona Productions