プラスティック

日本での公開は2015年の5月25日ですね。 動画は101分でした。




カリテ・ファンタスティック
シネマコレクション2015の出品作!
イギリスで実際に起きた事件を基にしたクライムサスペンス

タイトルの『プラスティック』はキーアイテムの『クレジットカード』を意味します。

つまり、本作はクレジットカードを中心に物語が回っているのです。


遊ぶ金欲しさに日々、クレジットカード詐欺を働く大学生グループ。


『エラゴン/遺志を継ぐ者』では候補者18万人から選ばれた、
エド・スペリーアスはグループのリーダー、サム。


『戦場のピアニスト』、『ヒトラー/最期の12日間』など、
トーマス・クレッチマンはギャングのボス、マルセル。


ビッグネーム二人が物語を動かしていると思うでしょう。

しかし、物語を動かすのは彼だけじゃないんです。


実際の事件が基のクライムサスペンス 【プラスティック】レビュー



大学生グループのメンバー、
ブローディのウィル・ボールダー、サムの右腕。

イェイツのアルフィー・アレン、反抗的な人物。

ラファのセバスチャン・デスーザ、主体性なし。

この三人が意外にも健闘している。


着実に計画を遂行するブローディ、
過信する勘違いの問題児イェイツ、
ビビリだけど意外な活躍のラファ。


暴力を使わず200万ポンドを手に入れる為、
詐欺で培った技術と知識を使った確実な戦略
後処理すら完璧に計画した彼らの作戦は必見。


しかし、完璧に思えた作戦も一つの綻びから変動する。

クライマックスに向かって物語は大きく揺れ動いてく。


その時、サムは次善策を打ち、
次の時、サムは最善策を選ぶ。


それによって彼らの運命はそれぞれ決まる。

最後に笑うのは誰か、実際に鑑賞しないと分からない。


★★☆☆☆

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動画 あらすじ 予告編~プラスティック~

サム(エド・スペリーアス)をリーダーとする大学生4人組は、遊ぶ金欲しさに、日々クレジットカード詐欺を行っていた。 ある夜、メンバーのイェイツ(アルフィー・アレン)とラファ(セバスチャン・デ・スザ)が車からブリーフケースを強奪する。 しかし、それはギャングのもので、中には門外不出の財務データが入っていた。 厄介なことに、盗んだケースにはスパイウェアが仕込まれており、イェイツとラファはギャングに居場所を突き止められてしまう。 ギャングのマルセル(トーマス・クレッチマン)は、盗んだ代償として200万ポンドを彼らに要求する。 カード詐欺での返済に限界を感じたサムたちは、ブルネイの王子殿下の婚約指輪ダイヤモンドを入手しようと 一世一代の詐欺計画を実行すべくマイアミへと向かった―。

(C) Plastic The Movie Ltd.