デビルマン

公開は2004年の10月9日。 動画は116分。

昨今、漫画を原作にした映画は多く製作されています。

それほどに今は漫画という媒体が注目を集めています。

その先取りとして実写映画化された伝説の漫画がある。


邦画史上最高のクソ映画と有名になった。

それこそが『デビルマン』なる映画です。


1972年から1973年に連載されアニメ化もした。

日本の漫画界に残る名作がついに完全実写映画化した。

そんなキャッチフレーズを引っ提げて製作費10億円


当時最新のVFXを惜しみなく用いた作品が誕生した。


数ある映画評論家が口を揃えて酷評を並べた映画。

同年に公開された同じ漫画を原作にした実写映画。

それらを大きく突き放す圧倒的な出来の悪さです。

製作費10億円実写映画 【デビルマン】レビュー


本作がクソ映画である所以。

・整合性のないセリフ
・場面転換がおかしい
・大根役者しかいない
・無意味なカメオ出演
これを並べるだけで分かる。


力を入れたVFXは意外にも良かった。

その為に5ヶ月も公開を延期している。

これだけだったら凡作ぐらいになった。


だけど、本作は最初から最後まで苦行の道のり。

最後まで鑑賞できる人は好事家に限られる内容。

公開当時は列を成して映画料金を払った犠牲者。

彼らは一様に「クソ映画」と口にしていた事実。


驚くべきは謎のキャスティングとなります。

主人公と好敵手は双子の兄弟が演じている。

そこまで問題ないと思われるかもしれない。

まさか本作が初演技とは恐れ入るしかない。

学芸会すら裸足で逃げ出すような素人演技。

これだけでも観る価値を損なうレベルです。


脚本は監督の妻が担当している。

つまり、本作は夫婦による合作

恐ろしいぐらいの内輪での製作。


興行的にも大失敗をしている。

だが、DVDは逆に売り切れ。


邦画史上に残る伝説のクソ映画として、
これから先も燦然と輝く作品でしょう。


映画開始1分で分かるクソ映画。

それが『デビルマン』なのです。


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☆☆☆☆☆

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動画 あらすじ 予告編~デビルマン~

途方もなく壮大な黙示録的世界観、読んだ者にトラウマを刻印する凄惨なシーンの数々、斬新なビジュアルデザインで日本漫画の金字塔に輝く永井豪の「デビルマン」。発行部数は800万部に迫り、アメリカを始め世界数十カ国で翻訳・出版された名作が遂に映画化!東映と東映アニメーションのコラボレーションによる驚異の技術力“T-VISUAL”が映像化不能といわれた原作のスペクタクルを忠実に再現している。なお、本作は那須博之監督の遺作となった。

東映



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